ワキガ手術で失敗した体験談をご紹介B

私は社会人になってから、知人にわきがを指摘され、自分では全然気づかなかったのでとても驚きました。勇気を出して言ってくれた知人に今は感謝していますが、言われた当初は、かなりショックでした。でも、サランラップで脇の下をこすってその臭いを嗅ぐと、確かにねぎのような臭いがしたのです。その知人はわきがのことに詳しくて(彼女もわきがを経験したことがあるのかもしれません)、手術も含めた治療の方法についても色々教えてくれました。

必ず治ると言われたので安心して、インターネットで見たよさそうなクリニックに相談に行きました。医師の診断はわきがだということでした。保険が適用される比較的安価な治療法を勧められ、深く考えずに手術を受けてしまいました。術後は脇の下を固定しなければならず痛いのと不便なのとでちょっと大変でしたが、一週間後に抜糸をしてからだいぶ楽になりました。臭いもすっかり消え、わきがとは縁が切れたと喜んでいました。

ただ、一つだけ気がかりがありました。脇の下にかなり目立つ傷跡が残ってしまっていたのです。医師からは数年で消えると言われていましたので、その言葉を信じていたのですが、手術してから10年経過した現在でも、傷跡はくっきり残ってしまっています。
また手術から半年ほどたって、なんとわきがが再発してしまったのです。私は頭にきて手術した医師の診察を再度受けましたが、手術は成功してわきがは治っているはずだからと繰り返すばかりで、自分の失敗を認めようとはしませんでした。

私は病院と医師を選び間違えたのだと、よく考えずに手術してしまった自分を責めました。でもいつまでも落ち込んでいる訳にもいかず、観念して後日保険適用でない手術を別の病院で受けて今日に至っています。その病院での治療は臭いの原因となるアポクリン腺やエクリン腺、毛根などを小さな傷口から根こそぎ取り除く方法で、この時の傷は目立たなくなりました。診察の段階で、自分が本当にわきがかどうかとか、手術の方法について細かい説明がありました。わきがの手術を検討されている方は、信頼できる病院、医師であるか、自分にその手術法が本当にあっているかどうかをよく検討してから受けることをお勧めします。くれぐれもお気を付け下さい。